【麻生レポート】2月9日 Jornalista part.1
快晴に恵まれながら、時折、冷たい風に吹かれていた。
川崎は7日に宮崎県綾町キャンプを終え、9日、麻生でプレシーズンの準備を再開させた。
開幕まで、あと二十日。コンディションとチーム造りに着手し、万全の状態で3月5日を迎える。コーチ陣たちはトレーニング開始前に真剣な表情で打ち合わせを交わし、リラックスムードの選手たちを出迎えた。
「イイペース、イイペース」
「カウマ、カウマ(落ち着け、落ち着け)」
メイングラウンドに、マルセロコーチの号令が響き渡る。
「58、59、1分」
やや遅れて、高畠コーチの関西弁混じりのコーチングが続く。
午前のトレーニングの目的は、持久力を高めること。メイングラウンドに残った二組は、「強問(ごうもん)」を受けていた。決められた時間通りに、一定のペースを保ってフィールド外周を1周半走る。選手たちは、70、80%ほどの速さで500メートル以上の距離を走り続けなければならなかった。リラックスムードから修行モードへ。本数を少し数えただけで、余裕は消え失せた。
マルクスとマルコンがマルセロ班の先頭を切り、都倉が高畠班を引っ張る。誰よりも早く唸り声をあげた茂原は、マルセロコーチに肩を軽く叩かれ、先頭から次第に後退していた我那覇は、関塚監督の心配の声に親指を立て、どちらも挽回を見せた。
一方、青のアップシューズを履いた原田は、その意気込みが空回りするようにギブアップ。長橋や中村と共に調整不足を露呈し、一足早いクールダウンを命じられた。
コーチ陣の「強い問い」は、各選手のコンディションを問いただしていた。
Text by H.Nishikawa.(Sunday, 12 February, 2006, 11:30)
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この記事は、2月10日に配信されたJornalista part.1のものです。
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