関塚隆氏の契約延長
関塚隆氏は、来シーズンも川崎の指揮を執る。
フロンターレオフィシャルサイトは、18日に関塚監督との契約延長について、基本的合意に達したことを発表した。正式契約はシーズン終了後に結ばれる見込みという。
10月20日に鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督の退任が明かされ、指揮官の進退に関しての噂は煽られてきた。
コーチとして10シーズンを過ごした古巣から、オファーは送られていた。また、川崎も契約延長を希望し交渉した。「クラブが何を求め、自分に何が出来るのか」とした44歳の若手日本人ヘッドコーチは、躍進を続ける昇格チームでの指揮を選んだようだ。
プロフットボールにおいて、監督の顔はいつか替わるものだ。しかし、自らの指導で上位争いをするまでになったチームを今離れる理由は見当らない。
J2の戦いから基礎を固めていき、やっと今年8月からトップレベルで通用するフットボールを披露出来るようになった。さらに挑戦を続けることは、ひとつの妥当な判断である。
これで来シーズンの陣容が見えてきた。
現在のコーチングスタッフを継続し、B級ライセンスを持つ高畠アシスタントコーチにサテライトメンバーの指導を、マルセロフィジカルコーチにフィジカルトレーニングを任せながら、全スタッフと協力して指揮を執るだろう。
キーパー陣は相澤を中心とする。サードチョイスの下川は、自身のキャリアのために他チームに出場機会を求める道が適切だ。
ディフェンディングは最も補強が必要とされるポジション。3名と真っ向から競争出来る4人目の存在が必要だ。鹿島から神戸にローン移籍中の金古、J2降格が内定した東京Vの上村や米山など、豊富にあるアイデアのどれかひとつを実現しなければならない。
ミドルゾーンに大きな変更は必要無い。大分からローン移籍でやって来た原田は、指揮官の高い評価と麻生随一の左足によって、契約延長か完全移籍の検討がなされる。
ジュニーニョ、我那覇、黒津の3名にローン移籍中の町田が戻り、都倉や西山が台頭を見せる。さらに、もう1名の顔が新たに加われば、アタッキングゾーンの強化は約束される。
しかし、問題はクラッキの進退だ。移籍金1億円あまりで獲得出来るジュニーニョは、アレックス獲得に約4億円を投じた浦和にリストアップされている。関塚体制3年目であり、クラブ創設10周年となる来シーズンにおいても、現在16ゴールを決めるトップスコアラーの力は必要とされるに違いない。
ただし、川崎は年齢別係数3.0を掛け、移籍金の収入を期待することが出来る。後継にはフッキが控えており、強化資金の限られたチームらしい選択も否定するべきではない。
いずれにせよ、関塚監督との契約は延長される。川崎は来シーズンの早期残留内定において、大きな前進を果たした。
Text by H.Nishikawa.(Saturday, 19 November, 2005, 7:50)
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Comments
こんばんは。
関塚監督の契約延長は本当に良かったと思います。まずはJ1での5位と天皇杯獲得を目指して頂いて、来シーズンは早期残留内定をもっと早めて頂きたい。
ジュニーニョに関しては、移籍金の関係もありますので、私はどちらでも良いと思っています。ヨーロッパでやっているように、入った収入で良い選手を買えば良い話です。ただし、現在16ゴールのクラッキには、残留を第一に考えるべきでしょうね。
いつもコメントありがとうございます。
Posted by: H.Nishikawa | 2005.11.22 at 20:57
今日、麻生で監督に「明日頼みます」と声を掛けました。いつもの通り「頑張ります!!」という力強い返事が帰ってきました。今季の残り4試合、そして来季も一緒に戦える喜びに感動しています。ジュニーニョを横取りするような愚挙は浦和は冒さないと信じていますが、ちょっと心配です。
Posted by: あかいねずみ | 2005.11.19 at 20:34