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「Player of the Year」途中経過(10/17付)-1

 「日本でも色々な見方でフットボールを採点していく文化が必要で、そこは欠けているところかな」
 フットボールファンから絶対的支持を得るアナウンサーの言葉である。
 各メディアが採点結果を読者に報告することはもちろん、例えば、シーズン終了後にファンクラブの会員が一斉に票を投じ、支持するチームの年間最優秀選手を決める慣習が必要だと、その有識者は主張している。
 おそらく、現状では先日のオールスターが証明した通り、人気投票の色合いが濃くなるに違いない。フットボールファンの方々が筋を通した票を投じても、映画とフットボールを同じ娯楽とするような方々の票に呑み込まれてしまうだろう。
 ただし、日本は2002年にワールドカップを韓国と共催し、複数のインターナショナルプレイヤーを輩出する国となった。オールスター廃止とJ3創設は実現していないが、多くのJリーグファンがチャンピオンシップの廃止を求め、実際にそうなったように、「日本人はフットボールを知らない」との時代は過ぎ去った。ただビールを飲みにくるイングランド人よりも、フットボールを知る日本人が年々増えている。
 
 「フットボールの是非」は、プレミアシップの慣習を参考に、各ゲームの採点を集計し、「Player of the Year」(年間最優秀選手)を決定する。
 第18節終了後の7月26日に掲載した中間発表では、対象ゲームの内80パーセント以上の出場数を記録した選手の中から、最も高い平均点を記録したジュニーニョを選出した。また、「Young Player of the Year」には谷口を選んだ。
 その時の順位は以下の通り。
 
 フットボールの是非採点順位(7月26日現在。順位、選手名、平均点/対象ゲーム出場数)
  1.谷口(6.30/10)
  2.ジュニーニョ(6.21/12)☆
  3.相澤(6.08/6)
  4.黒津(6.05/10)
  5.アウグスト(5.96/13)
  6.中村(5.95/10)
  7.長橋(5.92/13)
  8.マルクス(5.88/8)
  9.箕輪(5.83/12)
 10.伊藤(5.82/14)
 11.寺田(5.82/11)
 EX.ヨンデ(6.33/3)
 MG.関塚(6.07/14)
 
 ディフェンディングの選手たちは失点を重ねるゲームで点数を落とし、故障者の影響によってアタックの選手たちは十分な相乗効果を得られなかった。J1に復帰した川崎の前半戦は周知の通り、J2とのレベルの違いに戸惑いながら経験を積み、谷口、黒津、相澤の台頭で底上げに成功するプロセスを描いた。
 そして、8月20日の第19節から先週末の第27節までを集計した途中経過報告は、躍進するチームの成績を反映した、素晴らしいものとなった。(続く)
 
 Text by H.Nishikawa.(Monday, 17 October, 2005, 21:50)

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